そもそも会社とは、人と同じように社会(世の中)が生きながらえるための手段をいいます。飽きを知らない人の欲をうまく散らせ充すために会社はあるものです。その会社の動きが外からしても内からしても悪ければ、この社会に要らんといわれ消されてしまいます。そして職場とはその会社のまさに中心で、職場が活き活きとしているのかどうかが会社の近いうちの生死を決めるわけです。人は一人ではあまりにも弱弱しく、だれかとコミニュケーションをとらなくては生きていられない。人が一人ぽつぽつと職場にいるようなら、その会社は弱々しいもので社会に生きられない。ここに、会社のまさに中心である職場に雑談の必要が生まれるのです!
あたりさわりない自然な、なに気ない、それをすることがあたかも慣わしのような雑談によって、職場の人々は踊るように活き活きとなりはじめます。そういう会社は、いかなる社会においても生きていけます。さて、職場で雑談できない雰囲気が流れているようなら、いったいどうすればいいのでしょうか?
職場で雑談できないなら、どうすればいい?
職場の雑談というのは、毎日毎日いっしょにいる人と話すわけではありませんので、雑談にほどよいドキドキがあります。このほどよいドキドキのある雑談がもっとも望ましいことですので、これを目ざして、職場で〈雑談できない〉から〈雑談できる〉にあらためましょう!
お菓子を持っていき、机の上に置く
お菓子を持っていくことは、「これ食べる?」と人に尋ねたり「それ何?」と聞かれる雑談のたねを持っていくことでもあります。
また、お菓子を口に含みますと人はいい気分になりますね。ある調べから、お菓子を口に含みながら文章を読むと、そうでない人と比べて、その文章を好んで読むことがわかりました。
このことから、息苦しいような職場にお菓子という種をもっていくと、それが芽を出し、職場の雰囲気をほんのりと変えられることがわかります!
思い切って髪の毛を切る
髪の毛をきれば、「君、髪の毛切ったんだね!」といって雑談の口火となります。そこからは口の見せ所です!職場の人もあなたと同じように息苦しさを感じているので、話してもらえると喜びます。
話してもらえると喜ぶといった根拠は、人はコミュニケーションによって人に棘を受けたり与えたりしており、それがドキドキで、それは決して退屈ではないからです。
嫌がらせなどを除いて、あなたが職場で息苦しさを感じていれば、ほとんどの人も同じように息苦しさを感じています。かれらはみな雑談を求めており、雑談のネタ(髪の毛切ったんだねなど)を探しています!
職場の人のいいところを考える
思っていることは行動にあらわれます。好きだと思っている人の前では髪なり身なりを気にしてしまうでしょう?人のいいところを考えると、その人を好きになれて、声音やしぐさとなって必ずあらわれます。好きな人に向けられる声音やしぐさとは直感でわかるものです。そういう人とは自然と雑談を交わしたいですよね。
話しかけてもらえる人となる
不潔で、しかめ面の、気狂いのような人にだれも話しかけたいとは思いません。話しかけてもらえる人に共通することは、顔にわずかな笑みを浮かべ、身なりを整えており、おだやかということです。
あなたが話しかけたいと思えるような人を思い浮かべそれを真似するなら、この人は「雑談を受け容れてくれる人だ!!」と思われて気軽に話しかけてもらえます。
雑談のねらいどきは昼食の前後
「職場で雑談ができない」という人の職場は、周りが静まっており、小さなささやき声でも声が響き、大声に聞きとられるようなところでしょう。もしそうなら、職場ががやがやとなる昼食の前後に雑談をはじめることです。そうして職場のなかに雑談の芽を出しておくと、あちこちのデスクで雑談の芽が成長し、花が咲き、職場の雰囲気が変わり、軽いきもちで雑談をできるようになるでしょう!
この章をまとめますと、職場で〈雑談ができない〉を〈雑談ができる〉にあらためるすべとして
- お菓子を持っていき、机の上に置く
- 思い切って髪の毛を切る
- 職場の人のいいところを考える
- 話しかけてもらえる人となる
- 雑談のねらいどきは昼食の前後
を挙げました。
しかしいくら職場で雑談ができるようになり雑談をはじめても、雑談力をもっていなければ他人から疎まれるでしょう。つまり関わりたくないと思われるかもしれません。
雑談力を身につけるためには?
「職場で雑談できない」という悩みをかかえている人は、すでにコミュニケーションをとる力を強くもっている人でしょう。というのは、職場の雰囲気を乱したくないために周りに合わせる力をもっているわけで、それでも職場で雑談したいという強い望みを秘めているからです。
その土台をもっているなら、あとは雑談力です。雑談力を身につけるためには「目新しいことを試して、その感想を書くこと」これだけです!いろいろなことを試してみても、じぶんなりの感想をもっていなければ、その人と雑談してもつまらない。目新しいことを試すなら、雑談の種を増やすことができます。そして試した感想をじぶんなりに書けば、その種は広げる価値のあるものとなります!
まとめ
職場とはその会社のまさに中心です。職場が活き活きとしているのかどうかが会社の強さを決めます。人が一人ぽつぽつと職場にいるようなら、その会社は弱々しいもので社会に生きられないでしょう。だから会社の中心である職場に、人に活き活きをもたらす雑談の必要が生まれるのです。
職場で雑談できないようでしたら、「お菓子を持っていき机の上に置くこと」や「思い切って髪の毛を切ること」などして雑談の種をもっていきます。また「職場の人のいいところを考えること」や「話しかけてもらえる人となること」や「昼食の前後をねらって話すこと」で軽いきもちで雑談できる場を整えます。
雑談力を身につけるためには「目新しいことを試して感想を書くこと」これだけです。
あなたの勇気をもった行動で職場の雰囲気を変える花を咲かせましょう!
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