仕事をやる気にならずにサボってしまう人は、どこの職場にもいます。やっかい者といわれたり、会社の抱え物といわれている人ですね。その人は〈仕事〉と〈サボる〉とを天秤にかけて、仕事よりもサボることに価値を見出したから、サボっています。仕事をする人もサボってしまう人も、どちらを選ぶかその大本の原理というのは同じことです。
もしあなたが仕事をする人ならラッキーでしょう。サボっている人のおかげで、あなたの評価は一段と高くよくなるからです。かれらを責めてはなりません。
たほうあなたがサボる人なら、できるだけ早く底から抜け出したほうがいいです。世の中で最も価値あることは人から信頼されることで、そこに長く留まっていればいるほど人からの信頼を失い損なうことになります。しかも、あなたは、仕事をする他人の評価(給料、信頼、職場での居心地など)をよりよくする手伝いをしています。できるだけ早く、もらっている報酬以上の仕事をするほうが絶対にいいです!
もらっている報酬以上の仕事をすると、どうなるか?
もらっている報酬に見合う仕事をしていれば、会社にとっての飼い犬にすぎません。会社のつもりでは「たいした金を支払っているのだからそのくらい仕事をしてくれなければ困る」というわけです。
しかしもし、もらっている報酬以上の仕事をするとどうなるか。言い換えれば、会社に「なぜこんなにも仕事をしてくれるのだろうか?」と思われるとどうなるか。まず言えることは、あなたは何をするにしても成功する人となるでしょう。というのは、人を感動させる力を身につけていることに加えて、世の中で最も価値あることが人からの信頼を得るということを身体でわかっているからです。
人の感動のツボというのは世の常に反することにあります。ふつう、もらっている報酬以上の仕事をだれもしません。するとしても、顔に嫌気を含めているでしょう。これが世の常です。
これに反して、もらっている報酬以上の仕事をするなら、それも涼しい顔して、いかにも楽しそうに仕事をするなら、それをみた人は、目や口が大きく開いて、感動するでしょう。こういうことは、人からの信頼の大切さを身体の奥の底までわかっていなければ、できることではありません。
もらっている報酬以上の仕事をすると、やがてあなたは会社の外せない一部となるので、なんだかんだと融通を利かせてくれます。これにより食い逸れるおそれをとり除くことができ、飼い犬から家族に、その立場を変えることができるのです。
はっきりと言えることは、どのようなささやかな仕事であっても、サボることよりも仕事をするほうがはるかに価値があるということです!
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