「失敗したらどうしよう……」と、そう考える人は決して成功者にはなれません。ここで成功者とは、望んだことを実現する者をいいます。就活や(あるいは進学や起業に)もし失敗したらと思うだけでもうすでに心が失敗に向かっています。成功者が「失敗したらどうしよう」を考えないのは、そう思うことが失敗をするための行動となり現実となることを知っているからです。
思うことは行動となり外にあらわれます。好きな人を前にすると「声音」や「しぐさ」が気にしないでも変わるのと同じことです。失敗したらどうしようと思うなら、就活や進学などに失敗をするための行動が必ず外にあらわれます。たとえばそれは志望動機を書くときにあらわれたり(合格を思うなら、そのさまが採用担当者に具に伝わる)、あるいは勉強のやる気となってあらわれたりします。
「私は必ず成功する」そう思うことで、その思いが就活や勉強のやる気になってあらわれ、それがあなたを成功に向かわせます。
失敗したらどうしようは逃げ道に向かっている
たいてい人は悲観して(成功よりも失敗について)物事を考えます。それだから成功する人よりも失敗する人が多いのだといえます。「失敗したらどうしよう」と思う人は、悲観して物事を考えており、先に行ける道ではなく、逃げ道を探しています。だれもが先に行けるわけではありませんが、まず間違いなくいえることは逃げ道を探しているような人は先に行けない。
成功は「時」だけが決められること
何が成功かを決めるのは時です。時だけです。時だけがそれが私にとって成功であるのか失敗であるのかを教えてくれます。たとえば望んだ会社に入社できなくても、またちがう会社に入社することで成功をおさめたなら、はじめの会社に入社できなかったことははたして失敗であったのでしょうか?
つまるところ失敗したらを考えるのは無益にすぎないのです。時だけが私に成功を教えてくれるのですから、今そこに見える道を全力で進むことのほかに成功者となる方法はないのです。
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