そもそも帰宅後に無気力になりやすい人というのは、他人に気を配れる善人、社交性に秀でた八方美人、会社でバリバリ仕事をこなす人です。これらの人が帰宅後に無気力になってしまう原因は、会社にいるときに張りつめた緊張の糸が家に入るやたちまち緩むからです。帰宅後に無気力にならないためには、今の善い人となりを変えなければなりませんから、別の方法を。帰宅する前にカフェやコワーキングスペースで勉強をしたり、テレワーク制を採っている会社に行ってそもそも帰宅しなければよいのです。これらのことをそれぞれ本文で詳しくみていきます。
帰宅後に無気力になるわけとは?
他人にものすごく気を配っている
帰宅後に無気力になるわけは、そうなる人の「人となり」にあります。他人の目をものすごく気にする人となりだと、外では息づく暇もありません。絶えず緊張の糸をビンビンに張っているため、帰宅後の息づいた瞬間にたちまちその糸が緩くなってしまうのです。
帰宅後に無気力になる人は、たいていが善人で、社交性に秀でた人で、またバリバリと仕事をこなす人なので、私は悲しく思います。
一日の終わりを会社の終業に定めている
人は何でも目標を定め、達成すると、その安心感から気を緩めます。じぶんの一日の終わりを会社の終業に定めると、それを終えるやたちまち気を緩めます。これは恋に例を求めるなら倦怠感のようなもので、スポーツに例を求めるなら終わりをつげる笛の音です。
帰宅後に無気力になるわけをまとめると、一、気を配りすぎている、ニ、一日の終わりを会社の終業に定めている、ということを挙げました。そうなら帰宅後に無気力にならないためにどうすればいいのか?
帰宅後の無気力をどうするか?
帰宅する前にカフェやワークシェアスペースに行く
人となりが無気力のもとなのですから、帰宅後に無気力になることは避けられません。だから帰宅する前に、カフェやワークシェアスペースに通って目的の行動をします。そこでは会社よりは気にしないでいられる人の目がありますから、無気力にならない軽い緊張を保って勉強なり仕事なりをできます。
テレワークをはじめる
「私は他人の目なんか気にしていない」という人でも、とんでもなく気にしているのであって、服を着て出社することが、まずそれを証明しています。「そんなことはあたりまえだよ」ということが案外身体の負担になっているのですね。身なり髪なりをおしゃれに飾ることも他人の目を気にしているといえます。
テレワークをする人は、他人の目をあまり気にしなくてもよく、そもそも帰宅しませんから、善い人となりを変えることなく、無気力にならずに済みます。
一日の終わりを帰宅後の学習に定める
会社を終えて一日を飾るのではなく、会社を終えてからさらに学びに努め一日を飾ること。それは持久走の設定時間を20分から30分に延ばすようなことです。はじめから30分を前提とするなら、20分走り終えたあともなお気力を保ちつづけられます。
先に挙げた人(善人、八方美人、仕事をこなす人)たちが帰宅後に無気力になるのは避けられませんから、帰宅する前に勉強をしたり、そもそも帰宅しないテレワークをはじめたり、一日の終わりを会社の終業に定めたりして対処しましょう。
帰宅後に無気力になる人が考えること
通勤手段を変えるのはどうか?
電車で通勤について、電車では他人にいっそう気を配らなければなりませんが、そこでは就業中にビンビンに張りつめた緊張の糸をじょじょに緩ませることができるため、車や二輪車などと比べると、むしろ帰宅後に無気力になりにくいといえます。
ランニングにおいても走り終えたあとは急に座ると疲れが余計にたまります。だから歩いて、ゆっくりとクールダウンすることが大切なのです。
転職をするのはどうか?
無気力になるわけは人となりにありますので、転職をしてもさほど変わりはありません。しかしテレワークを採っている会社に転職(あるいは部署に転属)するなら、他人に気を配ることは少なくなるのでよいかもしれません。
まとめ
帰宅後に無気力になってしまう原因は、会社にいるときに張りつめた緊張の糸が家に入るや緩むからです。帰宅後に無気力にならないためには、帰宅する前にカフェやコワーキングスペースで勉強をしたり、テレワーク制を採っている会社に行ってそもそも帰宅しないこと、また一日の終りを会社の終業に定めるのではなく、帰宅後の勉強に定めることです。あまり緊張の糸を張りつめると切れて凧みたいに飛んでいってしまいますから人付き合いもほどほどに。
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