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「失敗は成功のもと」それってほんと?

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はたして「失敗は成功のもと」なのでしょうか。たしかに何かに失敗をすると、私たちは抜け殻となり失意に陥るので、そこで成功者の心構えを身につけることができます。しかしただ何も策を講じないでむやみに挑戦してした失敗は、成功のもとには成り得ないでしょう。いったい成功のもとになる失敗とは何なのだ?

 

全力を尽くした失敗でなければ成功のもとにはならない

その失敗が価値をもち成功のもとになるのは、ことに全力を尽くして挑戦し、みごとに失敗したときのみです。これにより挑戦者の心には大きな痛みがおこります。これと異なり、全力を尽くさない挑戦は、たとえ失敗しても心に大きな痛みがおこることはありません。力をあり余らせて挑戦をするため、痛みは小さくすぐに回復し、また自分の限界を超えることもできません。

 

成功は人の心を動かすこと

全力を尽くして挑戦し、みごとに失敗することで、心には大きな痛みがおこります。しかし屈せず、また立ち向かう勇ましいさまに、人の心は動かされるものです。

人の心を動かすことが、あらゆる成功のあかしであることはいうまでもありません。失敗は成功のもと、しかし全力を尽くさずしてした失敗は、成功のもとではありません。たとえ全力を尽くさずして成功しても、だれもそれをほんとうの成功とは思わないでしょう。全力でなければ成功は生まれません。

 

失敗は成功のもとか?

考えうるあらゆる策を講じて挑戦し、みずから力を出し尽くしたと思えるなら、それが全力だといえます。もちえる最大の力を出し尽くして、それでも失敗してしまうときに、失敗にあれやこれや反省を見出すことができ、また価値が生まれるのであって、失敗が成功のもとになるのです。

はたして失敗は成功のもとなのか?それが全力を尽くして失敗したこと、また失敗を前向きにとらえることができるなら、その失敗はまぎれもなく成功のもとです。

 

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