人は理想と現実との差にショックを受けたときに、一時的に、くじけそうになります。「くじけそうなとき」の深層心理とは実は「つづけたい」です。それが仕事のことであるのか、勉強のことであるのか、友人・恋人のことであるのか、なんであるのか。いろいろなことにくじけそうになるときはあります。
それでも「くじけない」のはあなたの心の強さであり、目標を達成することを強く望んでいるからです。あなたは続けることを強く望んでいます。今、あなたは、ある目標を蜃気楼をとおして見ている状態です。涙で目を霞めているだけかもしれませんが。とにかく思い描いている理想と現実との差に、一時的なショックを受けている状態です。しかしそれはじきにやみ、はっきりと目標に向かい進んでいます。
くじけそうになったときは、何にくじけそうなのかを整理する
くじけそうなとき、自分は何にくじけそうなのかを整理しましょう。整理してみると思い至ることがあります。それらはすべて目標に到達するまでの障害物だということです。もし、障害物が何もなく、すんなりと目標に到達することができるなら、いったい何が楽しいでしょうか?
仕事においては叱咤罵倒、勉強においては焦燥感、友情においては裏切り、恋愛においては浮気、そういうことに「くじけそう」になるのは当然ですね。それらはすべて目標に到達するまでの障害物です。仕事で成功したい、勉強で良いスコアを得たい、友人や恋人との今の関係を続けたいという思いが心のなかにある、それゆえのイベントが「くじけそう」なのです。それを乗り越えた先には、精神力をはるかに向上させた自分がおり、素晴らしい未来が待っています!
くじけそうと思ったときは、目標に近づいていると思う
世のなかにはやってみないとわからないことがたくさんあります。けれども、なぜやってみないとわからないのでしょうか?それは、ある物事と自分との関係を変えて見ることだからです。あなたが「くじけそう」と思ったとき、それは目標と自分との関係を変えて見ているということです。つまり目標をより正確に捉えることができています。蜃気楼をとおして見える目標ではなく、より鮮明となった目標を見ているのです。
くじけそうになったときは、最高の成長のチャンス!
たとえば仕事において、つばが顔にかかるほど怒鳴られたとします。それは順風満帆に進んできた自分に対する突然の嵐のようなものです。くじけそう、けれども、嵐に遭ったおかげで、今後あなたは嵐を回避することができます。なぜなら学んだからです。しかも嵐に耐える我慢強さを身につけることもできます。これらはほかのどのような分野でも応用できる力です。人として最高の成長ができることは言うまでもありません!
まとめ
「くじけそうなとき」の深層心理とは「つづけたい」です。「くじけそう」でも「くじけない」のはあなたの心の強さであり、目標を達成することを強く望んでいるからです。仕事や勉強、友人・恋愛関係において、くじけそうになるときはあります。それらは楽しいイベントです。自分の成長の糧ともなることで、感謝してもいいことです。くじけそうになったときは、続けたいということを念頭において、まず何にくじけそうなのかを整理する、そしてその先にある自分をイメージすることが、再び歩きつづけるきっかけとなるでしょう!
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