どこの職場も同じような問題で頭を抱えているのかもしれません。社員のやる気の問題は、そのうちのひとつにあることでしょう。どうしたら社員がやる気になり、なお意欲をもって仕事にとり組んでくれるのか。いろいろなすべをネットや本から集めて試されたことかと思います。
それでも、これからお伝えする3つのことばほど社員がやる気になるすべは、ほかになかったのではありませんか?「できました!」という報告をしてもらうこと、「わからない!」といえる職場をつくること、「ありがとう!」と感謝を伝えることです。この3つのことばでげんなり社員がやる気になるわけを本文で明らかにします。
できました!という報告でやる気になるわけ
目標にたどり着くまでに達成感を得られなければ、じぶんが正しい道を進んでいるのか不安になります。小さな仕事(電話やコピーなど)を終えたあとに「できました!」という報告をしてもらうことで、社員は道しるべを見つけたように達成感を得ることができます。
できましたという報告をするたびに、社員は達成感を得ることになり、しかも会社の一員であることを感じています。これにより社員と会社とをつなげる糸が強く結びつくので、社員がじぶんの家族を守るように、じぶんの会社を守ろうとやる気になるわけです!
なんと強引な説明だろうかと思われる人は、一度、できましたの報告を試して、その力を感じてください。これはほかにも、筋トレや勉強などのやる気を引き出すためにもつかえます。
わからない!といえる職場をつくる
げんなり社員がやる気にならないわけは、職場の息苦しさから来ています。仕事の詳しい説明を受けたいのだけれども、その場の雰囲気に流されて、質問をするにためらってしまう、そのようでしたら、その人と会社とのつながりは弱く結ばれている(会社を大切にしていない)ことがわかります。また、そのような息苦しい職場では、社員が仕事をするというよりは仕事をさせられている気になっています。その社員は怒られないために仕事にとり組んでいることが察せられるので、少なくとも楽しめてはいないでしょう。
やる気になるかどうかは自ずからその仕事に意味を見出せるかどうかです。だからどういう仕事でも自ずかできる場を「わからない!」といえる職場をつくる必要があるのです。
ありがとう!と感謝を伝えること
何かをしてもらったときに「ありがとう」というと、社員はうれしく感じるでしょう。なぜなら会社(上司)に認められたからであり、先に述べた「できました!」の報告と同じように達成感を得られたからです。「ありがとう」といわれ社会的に役に立つことに味をしめた社員は、しだいにやる気にみなぎるようになるのです。
こんにちでは心にも思っていないようなありがとうの安売りを見受けられますが、心にも思っていないようなありがとうをいうのは絶対にやめたほうがいいです。それをいうとむしろ社員のげんなりを促すことになります。
いまから試しましょう!【まとめ】
げんなり社員がやる気になる3つのことばは「できました!」と「わからない!」と「ありがとう!」です。できましたという報告をしてもらうことで社員は達成感を得ることができ、会社とのつながりが強くなるため(会社を大切にするため)、会社を守ろうとやる気になります。やる気になるかどうかは自ずからその仕事に意味を見出せるかどうかですので、どういう仕事でも自ずかできる場をつまり「わからない!」といえる職場をつくる必要があります。ありがとうといわれると会社(上司)に認められ、達成感を得られるため、うれしさを感じる社員はやる気を引き出すでしょう!ただし、心にも思っていないようなありがとうはいわないように!
できました、わからない、ありがとうのことばで職場にさわやかな風を吹き流しましょう!
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