何でも行動力を高めるなら、ことばを変え、思考を変え、行動を変えよというものです。人の行動が思考に、その思考がことばに依存していることを思うなら、行動力を高める方法とは「ことばを変えること」ということができます。
たとえば「食べる・食べない」という行動をみてみると、ある野菜を食べないのは、その野菜の苦味を知っていて、それが気分を滅入らせるものと思っているからです。けれども、その野菜のおいしい恩恵を思うなら、ちょっと嫌でも、食べるという行動をします。
また、ある人が起業するのは、それをすることで名声を高められると考えているからなのかもしれません。
このように行動は思考にそして思考はことばに依存するものであり、つかうことばの範囲において思考することができ、また行動することができます。
だからたとえば野菜のビタミンについて、そのA、B、Cなどを知らなければ、それについて思考することはできないでしょう。ことばの範囲を拡げないなら(語彙を増やさないなら)、思考を深めることも拡げることもできず、ことばを変えないなら、思考を変えることはできないわけです。
行動は思考にそして思考はことばに依存する、したがって「行動力を高める」ためには、行動力を高めるようにことばを変えなければなりません。
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